奇美博物館は、
奇美グループの創始者である許文隆氏が子供の頃に
台南国家教育博物館をよく訪れ、その文化に深く感銘を受け、
一般の人々のための博物館を作りたいと考えたことが
きっかけで設立されました。
奇美博物館は、西洋美術、楽器、武器、動物標本、化石などを中心に、
合計4,000点以上のコレクションを展示している、
台湾で最も規模の大きい私立博物館です。
旧奇美博物館は1992年に奇美産業ビルに正式に開館し、
2013年5月より使用を停止しています。
台南都立公園内の新博物館は2008年12月に着工し、
建設費18.5億元(面積約9.5ヘクタール)をかけて建設され、
2015年1月1日にオープンしました。
パビリオン前の噴水は、
ヴェルサイユ宮殿の庭園にある本物のアポロンの噴水のスケールと同じです。
太陽の神であるアポロン様を軸にして、
サイレンやイルカの像に
囲まれた海から馬車が飛び出してくるようなデザインです。
合計で6年もかけて完成させたそうです。
博物館へと続く通路の両側には、ギリシャの神々の像もあります。
博物館の上部をよく見ると、小さな天使の金色のブロンズ像も見えます。
入口からは、精巧な彫刻の技を鑑賞することができます。
入館後、チケットカウンターの看板が見えるので、
指示に従って購入してください。
現地でのチケット購入やネットから購入したチケットが発券できるカウンターもあります。例えば以下のWEBから購入できます:
フルチケットは200ドルです。
そして、QRコードを使って入場します。
フロアガイドの隣にはオーディオガイド機のレンタルもあります。
動物館は五大陸の動物標本や化石を集めた展示エリアです。
とても迫力がありますね!
兵器館は世界中の様々な種類の古代兵器が展示されています。
映画やアニメに出てくるような武器もあって、とても興奮しますよ!
楽器館はヴァイオリンの展示エリアと楽器の進化を展示してある、
独立したホールです。私は音楽を勉強していたのですが、
教科書で見たことがあるような貴重な楽器がいくつも展示してあり、
感動しました!
芸術館は13世紀から20世紀までの絵画を集められていました。
古代から現代の多くの時代の作品があり、どんな人でも楽しめると思います!
ロダン館はフランスの彫刻家ロダンのコレクションからのものです。
館内の屋外エリアには、
こちらのようなヨーロピアンガーデン風のラウンジエリアもあり、
座って休憩もできます。芸術に囲まれながら、
とても落ち着けます。
帰り道に博物館の外の緑の風景を楽しむのもいいかもしれません。
奇美博物館は台南高速鉄道の駅に近いので、
奇美博物館を今回の旅の最後の目的地にしました。
高鉄の限定高鉄弁当を楽しみ、胃袋も満足して台北に帰ってきました~~~~。
【台南奇美博物館Chimei Museum】
住所: 台南市仁德区文華路二段66号
電話番号:06-2660808
営業時間:
木曜日‐火曜日09:30-17:30(售票截止 16:30 / 最後入場 17:00)
定休日:水曜日|旧暦の大晦日|特別な休館日はWEBサイトで確認
公式サイト:https://www.chimeimuseum.org/ml/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/4