台湾女子、鈴鈴の台湾ガイドブック

日本人と国際結婚した台湾女子の生活体験日記︱台湾に関する様々な情報と海外駐在妻生活(中国深セン)をお届けします!

台南グルメ|阿霞飯店|天皇の料理番!?台湾歴代総統が愛した台南の代表的な宴会料理!

 

阿霞飯店は台南市の中西部地区、忠義路に位置し、

台南で60年近くの歴史を持つ超人気の懐かしい味が魅力の辦桌料理レストランです。(林百貨から徒歩約15分)

 

**【辦桌料理は昔の福建省や台湾では一般的な宴会の習慣で、

例えば、冠婚葬祭の際に、友人や親戚、近所の人を招いて宴会を開きます。

会場は道端や公共施設にて調理用のコンロやテーブルを設置し、

その場で調理して参加者に振る舞います。】

 

 

 

 

阿霞飯店は台南では多くの政治家や著名人も食事に来ており非常に有名です。

写真は台湾で有名なアン・リー監督と阿霞飯店の創業者です。

 

 

 

 

お店の壁には重要な歴史的記録もあります。

よく見ると、台湾の歴代の総統はほぼ来たことがあるみたいです!

 

 

 

 

店内はまるで時代を超えたかのような雰囲気で、

キレイで明るいです。そして、テーブルは台湾の伝統的な円卓ですね。

 

 

 

 

昔は10人前固定のテーブルごとの料理がでしたが、

現在では、一人用から六人用までのコース料理も準備されています。

 

 

 

 

メニューには料理の写真と、

中国語、英語、日本語への翻訳が掲載されています。

ここの料理はとても伝統的でクラッシックな台湾料理なので

メニューの翻訳を見ると名物料理がどういうものかよく理解できると思います!

 

 

 

 

テーブルの上のお花も上品な印象を与えてくれます。

 

 

 

 

このおつまみの盛り合わせは阿霞飯店の定番料理です。

お店が提供する10品の中から4-6品をお好みに合わせて選ぶことができます。

今回はこの6品を選びました!

 

一番上の黄色いお皿から右へ、、、、

 

蝦棗:エビナツメ。最初に噛んだ時はナツメのような食感がするのですが、

飲み込み時には濃厚な海鮮の旨味がひろがります。独特な食感と旨味がとても印象に残る味でした。

蟳丸:カニ団子。自家製の団子で、表面は揚げてありカリカリ、中はプリプリした食感でした

粉腸:豚肉と小麦粉を合わせた餡を使ってソーセージにしています。

川燙軟絲:湯通ししたイカ。

雪幸子:とびうおの卵とつぶ貝。お酒にぴったりの味付けです。

涼拌海蜇絲:クラゲの千切りチリソース。これもお酒に合います。

 

 

 

 

この紅蟳米糕(カニおこわ)は阿霞飯店の看板料理です。(事前予約は必要)

普通のおこわよりも米粒の食感がお餅みたで、油っぽさが少ないのが人気の理由だと思います。しかし、私はこの時点ですでにお腹がいっぱいになってちょっと苦しかったです。笑

 

 

 

 

この餡掛け野菜は、ソースにたくさんの野菜の旨味がしみだしていて、

口の中で複雑な味が広がります。

 

 

 

 

このスープは、一見主役はカニの身に見えますが、

細切りにしたタケノコとキノコの香りがさらに濃厚な味を引き立てていると思います。酸辣湯のちょっと贅沢なバージョンのような味だと思います。

 

 

 

 

この鴨鍋は、紅蟳米糕と同じ、事前に予約が必要です。

鴨鍋に入っている具材はとてもボリュームがありますし、鴨半匹分くらい入ってます。

鴨肉と野菜(キャベツ、キクラゲ、金針花)がとても柔らかく煮込まれていました。スープもかなり濃厚で、ここに来るならこの料理のためにお腹に余裕を持っておいた方がオススメです。

 

 

 

 

 

最後にデザートが無料で出てきました~昔ながらの甘い里芋と小豆のスープで、

出来立てでとてもおいしかったです。デザートが好きな方にぴったり!

 

 

 

 

 

食事の最後にフルーツを食べて一番驚いたのは、

一緒についてるサトウキビパウダーです!お店の方が秘伝の割合で作っていて、

とても深みがあります!

 

 

 

 

阿霞飯店ではベジタリアン料理(個別セットメニュー)も提供しますので、

ベジタリアンの方も大丈夫です。

 

 

 

 

 

 

 

【台南阿霞飯店】

 

住所: 台南市中西区忠義路二段84巷7号

電話番号:06‐222‐4420

営業時間:

火曜日―日曜日11:00–14:00, 17:00–20:00

定休日:月曜日

※事前の予約が必要。

※食事のピーク時にはちょっと騒がしいかも。

※お茶有料(25元/人)