蘇澳旅行中にふらっと立ち寄った富美活海鮮レストランを記事にしてみようと思います。このお店は民國55年に屋台から始まり、主に海鮮炒め物を出している、蘇澳で最も観光客に人気のある店の一つです。他にも海鮮火鍋を出している兄妹店もあります。この富美活海鮮レストランは観光地にある一般的な海鮮料理店と違うのは、販売している海鮮食材の価格が明確に表示されていることだと思います。
台湾の海鮮料理店では、テーブル料理を除きほとんどの場合、量り売りになっています。観光地では海鮮料理店が不明朗な値段をめぐって言い争いになることもあります。
入り口には南方澳の発展についての簡単な紹介があります。
南方澳は蘇澳の東南に位置し、東は太平洋に近い天然の漁港です。
南方澳漁港は台湾の三大漁港の一つであると同時に、
東方の遠洋漁業の重要な基地でもあります。
地元の新鮮な海の幸を食べたい方におすすめです。
ちなみに、壁に書かれた「囍宴」は日本語の「披露宴」のことで、
伝統的な台湾の結婚式ではこのような海鮮レストランで結婚披露宴が行われることも多いです。
次に海鮮食材コーナーです!ここでは当日獲れた魚が並べられており、
量と価格が表記されています。
切り分けられているので、
私たちのように夫婦で食事をする場合でも丁度良い量で食べられます。
また、コース料理の注文もできます。
10人用の一番安いコース料理でなんと3,000円です!
安いすぎじゃない?!
私たちは大食いではないのが残念です。
そうでなければ、絶対、テーブル料理のメニューを注文します。
海鮮食材コーナーで注文するほかに、
メニューの写真を見て注文することもできます。
ここに来たのは平日だったので観光客はいませんでしたが、
地元の家族連れが多くいました。
平日は普通のローカルランチとしても愛されているみたいですね。
お通しとわさびが最初に出てきます。
ワサビは台湾式のもので、色や味が日本のものとは異なります。
色は蛍光がかった緑で、ちょっとぱさぱさな感じで、
旦那様は苦手みたいです。
マグロの刺身180元。
イカの炒め160元
生の刺身を食べない人にはこのような海鮮炒めもおすすめです。
台湾式カキフライ180元
日本のカキフライと違い片栗粉で揚げた、唐揚げのような感じです。
塩コショウをかけて食べます。お酒のおつまみですね。
虎皮卷160元
湯葉で揚げた春巻きです。
外はカリッとした食感で、中は海鮮と野菜が詰まっています。
病みつきになる味です。
ビール以外にも、さまざまなドリンクが用意されています。
スタッフに注文すればすぐに持ってきてもらえます。
最後に手書きの請求書がテーブルで渡されるので、
内容を確認した後にお会計をします。
富美活海鮮の位置は南方澳の漁港と南寧魚市場の隣で、
大きなお店なので場所はすぐにわかると思います。
私たちは自転車でお店まで行きましたが、
道が狭く多くの車があるので、車で来る人はよく注意してください。
【富美活海鮮】
住所: 宜蘭縣蘇澳鎮海邊路111号
電話番号: 03 996 2807
営業時間:木曜日―火曜日10:30-20:00
定休日:水曜日
駅:蘇澳(自転車で15分ほど/歩いて30-40分ほど)
公式サイト: https://www.fumeei-seafood.com.tw/